マンスリーアーカイブ 4月 2009

お知らせ

遅くなりましたが、連休の日程をお知らせ致します。 ~ゴールデンウイーク~ 5月3日(日)・4日(月)・5日(火)・6日(水)は 午前中のみ診療しております。 我々 鍼灸師に休みなどない。と院長が言っています。

一鍼堂の公式ブログへようこそ

鍼一本にすべてをかけて 一鍼堂(いっしんどう)の公式ブログへようこそ 一鍼堂は大阪府豊中市の 緑地公園にある鍼灸専門の研究所兼治療院です。 左のカテゴリの中より選択して頂き お好きな記事をお読みいただけます。 鍼灸師の専門家用の記事から 受付日誌、 当院で修行、鍼治療を担当させて頂きます 各先生の記事、 院長日誌など 多様な記事がジャンルごとに分けられていますので ご自由にお選び下さい。 少しでもお役にたてれば幸いに思います。 治療に興味のある方、治らない病や症状に お困りの方は是非一度院へいらして下さい。 伝統医学の智慧をもって 病の改善に尽力致します。 その智慧の数々は 現代医学の常識にはとらわれない 効果を我々に示してくれます。 現代医学で治らないと宣言されたものでも 絶対にあきらめないで下さい。 今の世で全くわからないものでも 過去の医学で当たり前のように治していた疾患など 山ほどあります。 我々自身が その智慧の深さに驚かされ、 また人生を掲げるに値するに十分の衝撃を日々受けます。 その技術を一人でも多くの方に体験して頂く為に 毎日毎日 戦い続けます。  鍼の神様がいるのなら 我々を厳しくも 深く深くその輝く場所へ導いて下さる事を。 また 我々の前に現れた者達に対して 克服の道をもって微笑み続けて下さる事を 心から願い続け鍼を持ちます。 鍼灸専門 一鍼堂院長 林玄一

経穴解説 No.10(手陽明大腸経 下廉~曲池)

こんにちわ!スタッフの為沢です。 久しぶりの書き込みです。 今回で10回目ですが、 経絡はまだまだ先長いですよ(汗) 頑張って書き込みますので お付き合い下さい。 今回は手陽明大腸経の 下廉(げれん)・上廉(じょうれん) ・手三里(てさんり)・曲池(きょくち) を御紹介致します。 追記の欄に載せてみます。 良かったら見て下さいね。 手陽明大腸経 下廉(げれん) 「廉」とは菱形の角の意味であります。 診断点として診ることはございますが あまり施術で用いることはございません。 早速ですが次に行きますね。 上廉(じょうれん) こちらも下廉同様に、あまり用いることはないです。 診断点として診てみて下さい。 手三里(てさんり) 手三里は肘髎(ちゅうりょう・次回紹介する経穴です) の下3寸にあるため、手三里と名付けられています。 寸、寸よく出てきますが、 説明していなかったですね。 「寸」とは、どのくらいの長さかというと… ①母指の横幅で1寸 ②示指~薬指の横幅で2寸 ③示指~小指の横幅で3寸 私は学生時これを駆使し、 ペタペタ触って経穴取ってました。 手三里は、曲池(きょくち)と作用が似て、 大腸経の湿邪がよく取れる経穴かと思います。 曲池より手三里に反応がある場合よく使います。 次の曲池の説明に入ります。 曲池(きょくち) 大腸経の合水穴 曲池の取り方は… 「肘を屈曲してできる肘窩横紋の外方で 上腕骨外側上顆の前に取る。」 と書いてますが、簡単に言うと ”肘を深く曲げてできるシワの一番外側にある” という意味です。 絵の腕は曲がりが浅いので、 もっと曲げても良いですよ。 水穴ということで、 大腸の湿邪がよく取れる経穴かと思います。 空間的な位置でも、 大腸と曲池は密接に関わり ダイレクトによく効いてくれます。 合穴は大きな経穴ですので 割と取り易い経穴です。 大腸の下合穴である 足陽明胃経の上巨虚(じょうこきょ)との 繋がりがあり、上巨虚でも曲池と同じく 大腸に働きかけます。 外感による風邪もよく散らし、 主に風熱がよく取れる経穴です。 陽気の強い陽明経ということもあり 切経で邪熱が籠っていることがよく身受けられます。 学生さんのために 今回は、ほぼ曲池しか説明してませんね。 要穴の重要性がお分かり頂けるかと思います。 経穴解説で 「湿邪が取れる」とか、 「風邪が取れる」とかよく出てきますが、 いまいちピンと来ない方もいらっしゃると思います。 ”どうすれば湿邪とか風邪とか、違いがわかるのか?” と思う方は、 四診(望・聞・問・切)をよくよく勉強して下さいね。 入門書としては 下野先生が御紹介した 『やさしい中医学入門』や 『中医診断学ノート』がオススメです。 ではでは。 参考文献:『針灸学』      『臨床経穴学』     『やさしい中医学入門』     『中医診断学ノート』     東洋学術出版社     『藤本蓮風 経穴解説』メディカルユーコン            『経絡経穴概論』    医道の日本社  為沢

{受付日誌}やややっぱり我慢出来ません!

どうも、受付です。 やっぱり我慢出来ません。 一鍼堂のマスコット(?)紹介しますっ(><)怒られそう。怒られたら消します、見れた人はラッキーですね! またモザイクて…! 玄関で「ここは一鍼堂ですよ」と案内してくれています。 看板がなかった頃、大活躍してくれました。看板が出来た今もまだまだ現役続行中です^^ 気になる方、ぜひこの子に会いにきてください。入り際、または帰り際にお腹をなでなでするといいことあるかもですよ(o^▽^o)ノ ではまた。

中医学解説

どうも下野です。 久しぶりの掲載となります。 今回は中医学解説です。 少し専門的に書きます。 中医学を勉強していくと 「三因制宜」といった言葉が出てきます。 「三因」とは「時」「地」「人」のことを表し、 「季節や土地、人によって疾病やまたその治療法 が変わる」ということです。 臨床では、 場所や人によって、気候や生活習慣等が違い 罹患し易い疾病や病の変化は異なっているのが 本当にわかります。 施術者はただ目の前の症状を診て治すだけでなく、 患者さんの生活習慣や生活環境というものも 考慮に入れないといけません。 しっかりと問診し、そこをみつけないといけませんね。 では、なぜこんなことを書いたのかというと、 もうすぐ梅雨の時期がやってきます。 梅雨になると、ある"外邪"が非常に活発になってきます。 (ある"外邪"については答えは書きませんので 自分自身で考え、答えをみつけて下さい。 学生さんも、必ず学校の授業で習ってます。 思い出して下さいね。) もし患者さんの中で、 「この時期になると症状が悪化します」や 「この時期になると、ある症状がでてきます」 と仰るようであれば、 時期的なことも考慮に入れながら 施術しないといけませんね。 簡単に書きましたが、 臨床では本当に重要になってきます。 しっかり勉強し、治療に生かして下さい。 では。

『五行』解説

● 『五行』解説 序文 今回から五行分類表を基に、 五臓六腑と自然や体との関係を 解説していきます。 前回までの説明では 分かりにくい部分が 多くありましたので、 なるべく、 分かりやすく を目標に更新していきます。 木-肝の説明は前回までのブログをご参照下さい。 基本的に 木→火→土→金→水の順番で 更新していきます。 ●火-心 火はメラメラ燃え上がる(炎上)の性質を持ちます。 心の臓器は体の上方(上焦)に存在し、 陽気の強い臓器です。 車で言えばエンジンの役割を担います。 体内で熱が強くなりすぎると、 エンジン(心)がオーバーヒートを起こしてしまいます。 そうならないよう、 冷却するもの(陰気)が必要となってきます。 いわば、 陽気がアクセル 陰気がブレーキ どちらが欠けても車は運転出来ませんね。 エンジン(心)が止まる =生命活動の停止 となります。 止まらない為には 常にエンジンは 動き続かなければなりません。 それと共に、 アクセルとブレーキのバランス も重要となってきます。 次回は土-脾の関係を 分かり易く説明していきます!                  新川 参考文献:『鍼灸学[基礎編]』        『中医弁証学』        『中医基本用語辞典』  東洋学術出版社        『臓腑経絡学』       アルテミシア       

{受付日誌}4月の半ば!

どうも、受付です。 当ブログもスタッフの書き込みが増え賑やかになってきました(o^▽^o) 専門的な記事の中に割り込む勇気がありませんでした(笑) 今回はだーっと一鍼堂の紹介です。 え?なんで今更??ふふふ、4月だからですよ! 長くなりそうなので続きは追記で~ まずひとつめ。新しい看板ができました(o^▽^o)ノ てゆーかモザイクって(笑) 気になる方はぜひ一鍼堂へ。 私の中の看板って平べったい板、という先入観があるので、これを看板というのに抵抗があります(笑)ね?気になるでしょう。 お次ぎはブナ。 写真の才能ないのでわかりにくいですがすいません。 やってきたときは丸裸だったこの子も4月になり、花を咲かせています。 他にもカエルさんとか紹介したいのですが院長ストップがかかりました(T~T) いいたいことも言えないこんな世の中じゃ~ぽいずん♪ なので今回はこの辺で。 ではまた。

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