マンスリーアーカイブ 5月 2008

{受付日誌}診察券が新しくなりました!

どうも、受付です。 だんだん蒸し暑くなってきましたね。 でもこれから梅雨がやってきて、湿気や突然の雨に右往左往する日々がやってくるのですね。くせ毛の私にはつらい季節です! 一鍼堂では、予備の傘をたくさんご用意していますので、必要な方はおっしゃってくださいね。何本でもお貸しします! ところで、この度 一鍼堂の診察券が新しくなりました★パチパチ 受付が言うのもなんですがとっても素敵に出来上がっております! デザインの続きはWebで!じゃなかった一鍼堂で! ではまた。

まさかの嫁に助けられた。

実は、最近、 目が回るほど忙しく、 先日より不整脈が出ておりました。 脈の結・代というやつです。 これはまずいということで、 どうしようもないので、 うちの奥さんに診てもらいました。 背中、自分で届かなかったものでして。 普段、この人(嫁、国家資格をもった鍼灸師です。) 何のために鍼師になったんやというぐらい、 鍼を持つことがなく、 受付業務しかやっていなかったのですが、 意外にも、 指示しながら鍼を持たすと、 穴所への指のあてもよく、 まあ、意外とよく効いたわけです。 ちょこちょこと、以前から教え込んでおいて 本当に助かりました。 本当にありがとうよ。 そういうわけで、 すっかり元気になりました。 おかげで、なんとか開業してから一度も休まず やらしていただいております。 明日もがんばります。 ブログの記事も書きかけですので、 がんばります。 追伸: 先日の土・日は大変混み合い、 時間によってが待ち時間が かなりあったかと思います。 お詫びいたします。 出来る限り、予約の時間に診れるよう、 予約管理をしてまいりますので、 どうかご容赦くださいませ。    一鍼堂院長 林玄一

リウマチの治療

リウマチの患者さんが大分良くなってきました。 やはり、リウマチには鍼がとてもよく効きます!!! これは自信をもって言えます。 リウマチは僕の得意な疾患です。 この患者さん、 まだ20代ですが、 第二、三指の強張りが強く、 肩、膝、肘の痛みも強く、 関節も腫れていました。 舌は老を呈し紅、 白苔が分厚い。 脈は緩。 腹診は胃土を中心に熱がありて、 心下から臍下まで太い棒状の邪あり。 これは腹証奇覧にみる、 調胃承気湯証に近い腹証。 調子が悪くなると、 悪寒と発熱を伴い、 後に上記のリウマチ症状が悪化する。 背部は、 一行線、5椎から16椎にかけて細い棒状の 邪をみる。 湿痰が気機を妨害し、 肝欝気滞が更にそれを助長。 気機不通になり、 表寒に遭うと、 さばくことが出来ず、 四逆散のような形で、 リウマチ症状を出す。 2者が団子になり助け合うという病理。 初診時取穴は、   ・   ・   ・  (続く) 明日は逆子の治療をした患者さんが、 婦人科に行く日です。 多分大丈夫だとは思いますが、 ドキドキしながら待ちます。 出来ればお腹にメスは入れてあげたくないのです。

働き蟻です。 お久しぶりの更新です

最近とても忙しく、 なかなかブログを更新出来ていませんでした。 すいません。 最近、 朝、診療所へ向かう時、 「働きアリ、行って参ります!」と おもしろ半分に妻に言って家を出ます。 この”働き蟻”というフレーズが非常に気に入っています。 なんだか いつまでも挑戦者っぽくって(笑) ふふ。 道は、いつでも登るときこそ楽しいものです。 たとえ険しくっても。 最近、まさに働き蟻の如く働いています。 いつまでも蟻んこ根性でがんばります。 最近、突発性難聴の患者さんが多いです。 そうそう、 一鍼堂の診察券が新しくなりましたよ。 1000枚程刷ったはずが、 気付けば残り50枚になっており、 焦って、作りました。 今回も私がデザインしまして、 結構自信作です。 デザインするのも大好きなんです。 今回の1000枚が無くなった頃にまた、 意匠を新しくすることでしょう。 どのぐらいで無くなるかな。 患者さんがどれぐらい来るかによりますね。 つまりは、私の腕次第なんですな。 物事はグルグルと回っています。 万物は流転するということですね。 いろんなことを日々少しずつ悟って行きますと、 自分が大きくなるどころか、 自分がちっぽけなことこそが知れます。 また、人とはなんと無知なのだと知れます。 悟った、悟ったと偉そうにしている坊主がいますが、 あれは間違っているのですね。 悟りという言葉に振り回されているだけなんですね。 周りの世界の広さを知れば知る程、 私という存在は、濃くなるばかりか、 薄く小さく透化されるばかりです。 そして、いつかは無に等しくなれれば良い。 滅私ですね。 つまり、 蟻のように働く。 うん、 なかなかそれ自体、悪くないのですね。 訳の分からん脱線をしましたが、 明日もがんばります。

{受付日誌}受付と院長は兄妹・・・!?

どうも、受付です。 お久しぶりです! みなさんはGW楽しみましたか?大型連休。とはいかず、実家に帰るのはやめておく。という方もいたのかもしれませんね。 もう仕事始めに体はなれましたか? 新しい職場や生活にもなれましたでしょうか? 私事なのですが、姪や甥がピカピカの一年生になって、私も年を取るはずだなあとしみじみしております。。。 写真は庭に咲いていたタンポポです。 一鍼堂の近くにある緑地公園にも綿毛になったタンポポが咲いていました。 暦の上では立夏を過ぎたのに、まだもう少し春を満喫できそうですね。 ところで、最近、というか昔から言われることなのですが 「受付さんと院長先生はご兄弟?」 !? そんなに似ていますか? 患者さん「えっ、妹さんでしょ?」 とってもうれしいです*:.。☆..。.(´∀`人) 患者さん「顔似てる」 ええっ いやです!! 患者さん「(写真を見ながら)これは誰?院長先生に似てるけど」 それ、私の父親です。。。 どうしましょう。 両親のレベルから似ているそうです ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 気になりますか? 気になった方はぜひ一鍼堂へいらしてください(★´ω゚*)p/~~~歓迎~~~\q(*゚ω`○) そして受付の顔と、院長の顔を見比べてみて、判定お願いします(笑) ではまた。

ゴールデンウィークですが。

修行中に、師事していた先生が、 休みもなく自分というものも犠牲にして、 鍼のために生きているのを そばで見ていて本当にかっこ良かった。 今でも、 あそこまで徹することの出来る人にそうそう出会わない。 今、私も同じように ゴールデンウィークにも関わらず、 休むことも出来ずに働いている。 一鍼堂に、自分についてきてくれる患者に感謝したいし、 休みにも関わらず、 一生懸命遠方からこられる患者さん達に感謝したい。 医療従事者が患者に感謝するという 図式は奇妙に見えなくもないが、 なんだかそういう気分です。 修行時代は、 鍼師を志した当初の自分には 何もなかったから。 ただ夢を描いて、毎日がんばってこれたが、 覚悟と夢と自信以外に何も持っていなかったから。 今、 これまで形を成さなかった想いと努力が 現実につながっている気がします。 過去の諸行が今につながっている。 これからも道を誤らず未来につながないといけない。 これからも鍼のために生きます。 どうぞよろしくお願いいたします。 あと、妻にも感謝です。 いつも支えてくれてありがとうです。 ちなみに、 火曜日だけは1日だけお休みいただきます。 どうか皆様、 日頃のストレスを思う存分発散ください★    一鍼堂 林

竜胆瀉肝湯

臨床で竜胆瀉肝湯を勉強する必要があったので、 これを機に、 当院の新川くんに学んだことをまとめてもらいました。 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう) 《医法集解》 〔組成〕 竜胆草6g 黄岑9g 山梔子9g 沢瀉12g 木通9g 車前子9g      当帰3g 生地黄9g 柴胡6g 生甘草6g 〔用法〕 水煎服、丸剤にして1日2回6~9gずつ服用してもよい。 〔効能〕 清瀉肝胆実火・清泄下焦湿熱 〔主冶〕  (1) 肝胆実火 いらいら・怒りっぽい・激しい持続性の頭痛・めまい感・目の充血・眼痛・耳鳴 耳痛・突発性難聴・口が苦い・胸脇痛 舌の尖辺が紅・舌苔が黄・脈が弦数で有力など。   (2) 下焦湿熱 排尿痛・排尿困難・尿の混濁・残尿感・陰部の瘙痒・腫脹・発汗、悪臭のある黄色帯下、インポテンツなど。 舌苔は黄膩・脈は滑 〔病機〕 どのような機序により起こるのか、以下の二つの病因が挙げられる。 ① 肝胆実火の上擾     暴怒・五志過極・肝鬱化火などにより肝胆実火が生じる。 (症状) ○ はげしい持続性の頭痛・目の充血・眼痛・めまい感・耳鳴・耳痛 →(実火が肝胆の経脈に沿って上擾するため) ○ いらいら・怒りっぽい・難聴・口が苦い →(肝胆の疏泄が失調するため) ○ 胸脇に波及すると胸脇痛。 舌尖辺が紅・舌苔が黄・脈が弦数有力は、肝胆実火をあらわす。 ② 肝経湿熱の下注 肝胆湿熱が経脈を通じて下注する。 (症状) ○陰部の瘙痒・腫脹・発汗や悪臭のある黄色帯下 →(肝経は陰器(外生殖器)をまとうため) ○ 筋痿(インポテンツ) →(宗筋が熱によって弛緩するため) ○排尿痛・排尿困難・尿の混濁・残尿感 →(湿熱が膀胱に下注するため) 舌・脈は湿熱をあらわす。 〔方意〕 本方は肝胆の実火を瀉し湿熱を清利する効能をもつ。  大苦大寒の竜胆草が主薬で、上は肝胆実火を清瀉し下は湿熱を清泄する。 苦寒の黄芩(オウゴン)・山梔子(サンシシ)は瀉火・清熱するとともに三焦を通利して、竜胆草を補助する。 清熱利湿の沢瀉(タクシャ)・木通(モクツウ)・車前子(シャゼンシ)は湿熱を小便として排除し、また上部の火熱を下泄する。 柴胡(サイコ)は諸薬を肝胆経に引導し、肝気を疎通して化火を防止する。生甘草(ショウカンゾウ)は清熱と調和諸薬に働く。 なお、肝経の火熱は陰血を消耗しやすく、苦寒燥湿薬も傷陰しやすいので、滋陰養血の生地黄(ショウジオウ)・当帰(トウキ)を配合して、陰血に損傷が及ばないように防止している。 全体で「瀉中有補、利中有滋」の配合になっており、上部の火熱を清瀉すると同時に、下部の湿熱を清泄することができる。 *本方は苦寒の薬物が多く脾胃を損傷しやすいので、効果があればすぐに中止し、多量の服用や長期の服用は避けるべきである。脾胃虚寒には禁忌である。

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