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明けましておめでとうございます、為沢です。
今日から仕事始めという方も多いかと思いますが、
本年度も宜しくお願い致します。

今日は唐慎微についてご紹介します。

唐慎微とうしんび

(1056年頃〜1093年頃)

字は審元しんげんといい、
蜀州晋原しんげん(四川崇慶)の人。

唐慎微は医家の家系に生まれ、
医徳を重ね名医になり、
蜀の将軍 李伯端り たんぱくに招かれ成都にゆき開業。
医業に長年に渡り携わり、華陽人と称されました。

唐慎微の性格は堅物で、
患者が来てもあまりしゃべらない
口数が少ない人物だったようだが、
真面目で勤勉な努力家で、
身分の上下で患者を分け隔てることなく診る
評判の良い医家だったとのこと。

また彼は、士人(学識のある人)からは治療費を取らず、
効果が明らかな良方の情報を求めたといいます。
人々は喜んで民間の良薬や優れた処方を彼に伝え、
経書や歴史書など、彼の元に集まるようになりました。
また、各地の医家を訪問し教えを請い、
民間の験方を採集し、薬物の標本を収集しました。
こうして広範な知識と豊富な経験から
『経史証類備急本草』三十二巻ができました。

『経史証類備急本草』とは
『嘉祐本草』と『図経本草』をもとに
北宋以前の歴代の薬物学を集大成したもの。
同書に記載されている薬物は1558種にのぼり、
この内476種は従来の本草書には記載されていないもので
非常に内容が豊富で、文献的価値が高く
収録されている書目は200余種に達し、
医療関係以外も包括している。

『経史証類備急本草』が刊行されて以降、
政府は増補を繰り返し、これを国家薬典として採用し
後に李時珍(1518年〜1593年)が著す
『本草綱目』はこの『経史証類備急本草』を原本とする程、
後世に多大な影響を与えました。


参考文献:
『東洋医学 基礎編』
『いちばんわかる!東洋医学のきほん帳』学研
『東洋医学概論』医道の日本社
『現代語訳◉黄帝内経素問』
『現代語訳◉黄帝内経霊枢』
『中国医学の歴史』
『中国鍼灸各家学説』東洋学術出版社

アイキャッチ画像:
早稲田大学図書館 古典籍総合データベースより
重修政和経史証類備用本草. 巻第1-2 / 唐慎微 著 ; 艾晟 撰
https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ni01/ni01_00801/index.html

為沢

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